Vino Storia

ワインのお話

山梨 / 北杜

ドメーヌ・アンシャンテ

Domaine Enchante

甲斐駒ヶ岳を望む丘で20年ぶどうを育ててきた畑に、2025年、ようやく醸造所ができました。その土台を掘ったところから、縄文土器が出てきました。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ
  • カフェ・軽食

見学・予約

見学
予約制
内容
ヴィンヤード見学ツアー: ぶどう畑の案内(栽培のしかた、季節ごとの手入れ、品種ごとの特徴)と、畑を眺めながらのワイン3種の試飲
プレミアムヴィンヤード見学ツアー: 畑の案内、短いテイスティングセミナー、ワイン4種とおつまみ
ワイナリー見学ツアー: 畑と醸造所の案内、短いテイスティングセミナー、ワイン5種とおつまみ
日時
日にちと時間は申し込みのときに相談(公式サイトに開催日の決まりは書かれていない。ショップとカフェの営業日は金・土・日・祝日)
所要時間
ヴィンヤード見学ツアー 約60分/プレミアムヴィンヤード見学ツアー 約90分/ワイナリー見学ツアー 約120分
料金
ヴィンヤード見学ツアー 3,000円(ランチコース付き6,500円、ディナーコース付き9,000円)/プレミアムヴィンヤード見学ツアー 5,500円(同9,000円、11,500円)/ワイナリー見学ツアー 7,500円(同11,000円、13,500円)。いずれも税抜
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
11時〜18時(予約優先)
定休日
ショップ・カフェは月曜〜木曜(営業は金・土・日・祝日)。宿泊は通年
試飲
ワインカフェ「メルル」でグラスワイン950円から、その日のワイン3種の飲み比べ2,000円(税抜)
ショップ
あり(金・土・日・祝日)
飲食
ワインカフェ「メルル」(ぶどう畑の中の英国製のコンサバトリー。北杜市の食材のランチコース4,600円、ディナーコース6,800円。税抜、2日前までの予約制。期間限定でアフタヌーンティー)

公式サイトは、申し込みフォームから自動返信のメールが届いても予約ができていないことがあると知らせています。ヴィンヤードから直接の返信が来ないときは、電話で確かめてください。
運転する人と20歳未満の人には、ツアーでワインの代わりに醸造用ぶどうのジュースなどが出ます。
宿泊は1日1組(1室3名まで)。焚き火とワインのプランは宿泊者だけが申し込めます。
公式サイトに電車・車での行き方が書かれていません。小淵沢町の住所で地図を確かめてから出かけてください。
2026年8月にはカフェの臨時休業がありました。お盆などの休みはお知らせで確かめてください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
山梨県北杜市小淵沢町8033-1

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がドメーヌ・アンシャンテに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 日にちと時間は申し込みのときに相談(公式サイトに開催日の決まりは書かれていない。ショップとカフェの営業日は金・土・日・祝日)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

ドメーヌ・アンシャンテとは?

ドメーヌ・アンシャンテ(Domaine Enchante)は、山梨県北杜市(ほくとし)の小淵沢町(こぶちさわちょう)にあるワイナリーです。ぶどう畑とカフェと宿を営む「小牧ヴィンヤード(Komaki Vineyard)」の中に、2025年5月25日に開きました。「アンシャンテ」はフランス語で「はじめまして」「うれしい」という意味の言葉です。

ワイナリーを建てるための土台を造っていたとき、敷地から縄文時代の遺跡が見つかり、たくさんの縄文土器が掘り出されました。会社によれば、八ヶ岳の南の麓には、井戸尻(いどじり)遺跡をはじめ縄文の遺跡が多く知られています。ワイナリーはこれにちなんで、自分たちのワインに「縄文」と名づけました。ソーヴィニヨン・ブランを使ったワインの説明には、そのぶどうの木の下から縄文土器が見つかった、と書かれています。


甲斐駒ヶ岳を望む標高820メートルの丘

畑は、八ヶ岳の南の麓の、標高820メートルの丘にあります。会社は、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)、富士山まで見える場所だと紹介しています。宿の窓からは庭越しにぶどう畑が見え、晴れた日には釜無川(かまなしがわ)の谷をはさんで甲斐駒ヶ岳が見えるそうです。

会社は北杜市の気候を、日照時間が「日本一」で晴れの日が多く、朝と晩の気温の差が大きいと説明しています。畑では化学肥料や除草剤を使わず、薬をまくのは春先の消毒と、有機栽培でも認められているボルドー液だけです。「良いワインは良いブドウから」という言葉を掲げています。

育てているのは、メルロ(Merlot)、カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)、カベルネ・フラン(Cabernet Franc)、イタリアの黒ぶどうバルベーラ(Barbera)、白ぶどうのソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)とゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)が中心で、ほかの品種も試しに植えています。メルロの名は、熟した実を真っ先についばむクロツグミ(フランス語でメルル)に由来するといわれ、カフェの名前の「メルル」もそこから取られています。

畑のまわりには野菜やハーブ、ブルーベリーの畑もあります。


歩み

小牧ヴィンヤードの始まりは2005年です。この丘に初めてメルロの苗を植えたところから、畑の歴史が始まったと会社は書いています。

この畑は、宿とカフェを合わせた「滞在型ワイナリー」として営まれてきました。会社は自分たちの形を、イタリアの「アグリツーリズモ(agriturismo)」、つまり農家が自分の畑のそばに客を泊め、とれたものでもてなす形になぞらえています。ニュージーランドやイタリアに長く滞在してワイナリーや農園を訪ねたときの経験から、この形を選んだそうです。宿は1日1組だけを受け入れています。

自前の醸造所を持つ前から、畑のぶどうでつくったワインは出していました。2020年に「Prologue Rouge 2018」を出し、その後も「Prologue」「Monologue」「Ethica」などの名前で、メルロやソーヴィニヨン・ブラン、バルベーラのワインを出してきました。

2025年に醸造所が完成し、そこで仕込んだワインが「Domaine Enchante醸造」として並ぶようになりました。最初の年のうち、マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)のロゼワイン2024は、2025年の日本ワインチャレンジで銅賞を受けています。2026年3月には、畑のメルロとカベルネ・フランを新しい樽で熟成させた「ENCHANTE 2024」が出ました。


代表的なワイン

ENCHANTE(小淵沢メルロ&カベルネ・フラン)は、有機栽培で育てた自分の畑のメルロとカベルネ・フランを、新しい樽で熟成させた赤ワインです。メルロの果実味に、カベルネ・フランの繊細なハーブの香りと骨格が重なり、樽からのバニラやスパイスの香りが加わると説明されています。

縄文 北杜甲州/ソーヴィニヨン・ブランは、北杜市でとれた甲州(こうしゅう、山梨で古くから育てられてきた白ぶどう)と、自分の畑のソーヴィニヨン・ブランを合わせた辛口の白ワインです。縄文土器が見つかった木のぶどうを使っています。高原の風を思わせる香りと、しっかりした酸があり、ろ過をせずにうまみを残しています。

観月 HOSHI WINE CUVÉEは、満月の日に仕込んだという甲州のワインです。陰干しした甲州でつくる「ホシワイン」と、新しい樽で発酵させた甲州のワインを合わせています。和の柑橘を思わせる香りがあると説明されています。

ほかに、北杜市産の甲州を新しい樽で自然に発酵させ、糖を足さず、ろ過もしない「JOMON 北杜甲州新樽発酵」、北杜市産のマスカット・ベーリーAを足で踏んで潰し、自然の酵母で発酵させた「縄文 北杜マスカット・ベーリーA」などがあります。メルロ、カベルネ・フラン、バルベーラでつくる辛口のロゼワイン「TROIS ROSE」は、店頭だけで売っています。

基本情報

創業
2025年(小牧ヴィンヤードの中にワイナリーを開いた年。畑にメルローを初めて植えたのは2005年)
代表的なワイン
ENCHANTE(小淵沢メルロ&カベルネ・フラン) / 縄文 北杜甲州
ソーヴィニヨン・ブラン / 観月 HOSHI WINE CUVÉE
公式サイト
komaki-vineyard.com

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