Vino Storia

ワインのお話

大阪 / 羽曳野

河内ワイン

Kawachi Wine

大阪の東南、駒ヶ谷の丘で、昭和のはじめからデラウェアのワインを造ってきたワイナリーです。

  • 見学 予約制
  • 見学無料
  • 試飲あり
  • ショップ
  • カフェ・軽食

見学・予約

見学
予約制・有料の見学会
内容
少人数の見学会は、スタッフの案内で工場を見学し、7〜8種類ほどを試飲する。団体向けは工場の案内とワインセミナー、試飲(JACK・QUEEN・KING の各コース)、四代目代表が案内する PRESIDENT コース、特製パンの箱とグラスワインが付くお食事付きのプランなど
日時
少人数の見学会は毎日14時から、受付は河内ワイン館(都合で開かれない日もある。2026年10月27日時点の予約カレンダーは10月1日〜11月30日の分)
所要時間
少人数の見学会 約1時間半/団体向けは1時間〜2時間半ほど
定員
少人数の見学会は6名以下で、定員になりしだい締め切り/団体向けは7名以上(7名分の料金を払えば7名未満でも受け付ける)
料金
少人数の見学会 1人 平日2,200円、土曜・日曜・祝日2,750円(プレミアムワインの試飲3〜4種類を付けると同額を追加)/団体向け 1人 JACK 平日2,200円・土日祝2,750円、QUEEN 3,300円・3,850円、KING 4,400円・4,950円、PRESIDENT 5,500円・6,050円、お立ち寄りコース(平日、工場見学なし、カップで5〜6種類の試飲)は無料
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
河内ワイン館 平日10時〜18時、土曜・日曜・祝日9時〜18時(ウォーカープラスの掲載。掲載の時点は不明)
定休日
年末年始(ウォーカープラスの掲載。掲載の時点は不明)
試飲
河内ワイン館1階のカウンターで約20種類(料金の記載なし)
ショップ
あり(河内ワイン館1階のワインショップ)。2階の展示ホールでは、初期のラベルや瓶、写真などを無料で見られる
飲食
金食堂(7〜40名の貸切予約制。見学会付き)

少人数の見学会の所要時間は、詳しい案内のページでは約1時間半、ワイナリーの一覧のページでは30分程度と食い違っています。
2026年10月27日時点の予約カレンダーでは、10月・11月の土曜・日曜を中心に満員の日が多く出ています。
試飲をするなら、運転しない人と一緒に行くか電車を使ってください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027
電車で
近鉄南大阪線 駒ヶ谷駅から徒歩約8分

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia が河内ワインに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 少人数の見学会は毎日14時から、受付は河内ワイン館(都合で開かれない日もある。2026年10月27日時点の予約カレンダーは10月1日〜11月30日の分)

定員: 少人数の見学会は6名以下で、定員になりしだい締め切り/団体向けは7名以上(7名分の料金を払えば7名未満でも受け付ける)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

河内ワインとは?

河内ワイン(Kawachi Wine)は、大阪府羽曳野市(はびきのし)の駒ヶ谷(こまがたに)にあるワイナリーです。始まりは1934年、金銅徳一(こんどう とくいち)が開いた「金徳屋洋酒醸造元」で、いまも金銅家が代々受け継いでいます。2024年には創業90年を迎え、記念のワインを出しました。

この年の秋、室戸台風が関西を直撃し、河内のぶどう棚は大きな被害を受けました。会社の年表によれば、徳一はこれをきっかけに、ぶどう農家を支える策としてワイン造りを提案し、自ら取り組むことにしました。果実酒の製造免許を取ったのは、その年の10月1日です。

会社はいま、自分たちのワインを「和飲」と書き表しています。

河内の土地と人間に育てられたワイナリーだからこそ、西洋のワインを追い求めるのではなく、ここでしか作れない葡萄酒をつくりたい。

日本の家庭料理にも気軽に寄り添うワインを届けたい、と会社案内は続けています。


駒ヶ谷と河内飛鳥のぶどう

年表は、この土地のぶどうの話から始まります。明治の中ごろ、果物を育てるのに向いた駒ヶ谷や河内飛鳥(かわちあすか)を含む羽曳野のあたりで、ぶどうの栽培が始まりました。昭和のはじめには栽培が最も盛んになり、会社はこのころ河内一帯の生産高が全国1位だったと書いています。台風の被害は、そうした産地のさなかに起きたことでした。

なかでも会社が歴史の長さを強調しているのが、デラウェア(Delaware)です。商品の説明には、大阪・河内のデラウェアづくりには100年を超える歴史がある、と書かれています。河内ワインはこのデラウェアを、毎年の新酒にも、甘口にも、オレンジワインにも、泡のワインにも仕立てています。

自社の畑もあり、駒ヶ谷で穫れたデラウェアには、ラベルに「駒ヶ谷」の名を入れています。ワインの名前の「金徳葡萄酒」は、創業のときの屋号「金徳屋」から来ています。


歩み

創業のあと、金徳屋はワインのほかに、ブランデーやリキュールも造って売りました。1968年に二代目の金銅一(はじめ)が継ぎ、1978年には河内のぶどうだけを使った「河内ワイン」を売り出しています。会社の年表は、その後イベントにも出ながら販売を広げ、大阪の地ワインの味と名前を知ってもらったと振り返っています。

1996年に株式会社河内ワインとなり、1997年には三代目の金銅徳郎の思いがかなって「河内ワイン館」ができました。いまの見学会の受付もここです。1階はワインショップで、カウンターでは20種類ほどを試飲できます。2階の展示ホールには、初期のころのラベルや瓶、写真や資料が並び、だれでも無料で見られます。

「河内ワイン」という名前のワインを出しているのは、この会社だけではありません。柏原市のカタシモワイナリーは、自社のワインを「カタシモ河内ワイン」と書き分けていくと案内しています。

団体向けの見学プランの一つ「PRESIDENT コース」では、四代目の代表が自らワイナリーを案内します。


代表的なワイン

金徳葡萄酒 デラウェアは、選んだデラウェアから年に一度だけ造る限定の白ワインです。もぎたてのぶどうを頬張っているようなフレッシュな香りと、広がりのある酸があり、和食にも合うと会社は説明しています。2026年の新酒は9月28日に売り出されました。

KIEI 駒ヶ谷デラウエアは、自社の畑で穫ったデラウェアを、発酵の途中で止めて甘さを少し残したセミスイートの白ワインです。アルコールは10%と軽めで、デラウェアの香りとうまみがたっぷり感じられるとされています。同じ駒ヶ谷のデラウェアを3週間、皮ごと漬け込んで発酵させた「KIEI 駒ヶ谷デラウェア オレンジ」もあります。

KIEI Private Reserve Merlotは、2018年に完熟したメルロー(Merlot)を選び、古い樽で18か月熟成させた赤ワインです。香りと酸、果実味と渋みのつり合いがとれていて、食事と合わせて楽しみたい一本だと会社は書いています。商品ページには「四代目当主お気に入りの一品」とあり、900本の限定です。

ふだんの食卓向けの金徳葡萄酒には、マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)の赤ワインもあります。華やかな果実の香りに軽い口当たりで、渋みは控えめとされています。同じシリーズのメルローは、2018年に穫れたぶどうを1年樽で寝かせたもので、会社はそのほのかな樽の香りとやさしい果実の香りを「素朴で暖かい駒ヶ谷の空気」にたとえています。創業90年を記念したシャルドネとメルローには、創業者と同じ「徳一」の名が付いています。

調査時点(2026年10月27日)の公式サイトの税込価格は、金徳葡萄酒 デラウェア(750ミリリットル)が1,980円、KIEI 駒ヶ谷デラウエア 2024(740ミリリットル)が2,200円、KIEI 駒ヶ谷デラウェア オレンジ 2023(750ミリリットル)が2,750円、KIEI Private Reserve Merlot 2018(750ミリリットル)が5,280円でした。

基本情報

創業
1934年(金銅徳一が果実酒の製造免許を取り、金徳屋洋酒醸造元を設けた年)
人物
金銅徳一(創業者)
金銅重行(代表取締役社長)
代表的なワイン
金徳葡萄酒 デラウェア / KIEI 駒ヶ谷デラウエア / KIEI Private Reserve Merlot
公式サイト
kawachi-wine.co.jp

羽曳野のほかのワイナリー

羽曳野のワイナリー一覧へ