Vino Storia

ワインのお話

山梨 / 笛吹

モンデ酒造

Monde Winery

石和温泉の街なかにあるワイナリーです。社名は、1967年にパリでリキュールが受けた賞に由来します。

  • 見学 予約制
  • 見学無料
  • 試飲あり
  • ショップ

見学・予約

見学
予約制・有料のワイナリーツアー(平日、1日2回、約30分)
内容
見学通路からガラス越しに製造工程を見て、ワインの貯蔵庫や製造現場を回りながら説明を受けるワイナリーツアー。参加者には無濾過のオリジナルのミニワインが付く(20歳未満を除く)
日時
平日(土日祝日と年末年始を除く)
10時30分、14時30分。開始15分前までに売店で受付
所要時間
約30分
定員
各回10名
料金
1人500円(20歳未満は無料)
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
売店 9時〜16時30分(最終入場16時)
定休日
年末年始
試飲
売店で常時10種類以上を無料で。店でしか飲めない限定ワインの有料試飲もある(一杯から、テーブル席あり)
ショップ
あり(ワインショップ。山梨のお土産も扱う)

ツアーは日本語のみで、ほかの参加者と一緒に案内されます。開始時間に遅れると参加できません。
生産の状況によっては製造ラインが動いていないことがあります。
試飲をするなら、運転しない人と一緒に行くか、電車で行ってください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
山梨県笛吹市石和町市部476
電車で
JR中央本線 石和温泉駅から徒歩10分、タクシーで3分ほど
車で
中央自動車道 一宮御坂インターチェンジから国道20号経由で約10分
駐車場
無料。乗用車15台、大型バス10台

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がモンデ酒造に空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 平日(土日祝日と年末年始を除く) 10時30分、14時30分。開始15分前までに売店で受付

定員: 各回10名

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

モンデ酒造とは?

モンデ酒造(Monde Winery)は、山梨県笛吹市石和町(いさわちょう)にあるワイナリーです。会社が「山梨県最大規模の温泉郷」と紹介する石和温泉の一角にあり、JR石和温泉駅から歩いて10分ほどで着きます。ワインのほかに、リキュールやブランデー、缶に詰めたワインもつくっています。

社名は、ワインではなくリキュールから来ています。1967年にパリで開かれた国際的な食品の品評会「モンドセレクション(Monde Selection)」で、この会社の玉露のリキュールが金賞を受けました。それにちなんで、1972年に「モンデ酒造」と名乗るようになったと会社は説明しています。「モンド(monde)」はフランス語で「世界」のことで、日本では「モンデ」と読ませています。


温泉街の中の小さな畑

石和で育つ甲州(こうしゅう)は、日本で古くから育てられてきたぶどうの品種です。モンデ酒造は石和の温泉街の住宅地に、塚ノ越(つかのこし)という3反(1反はおよそ10アール)ほどの小さな畑を持ち、甲州を育てています。

会社の説明によれば、塚ノ越の土は砂が多くてさらさらしていて、水はけがよいといいます。また、温泉地なので地面の温度が高く、ぶどうが早く熟すとしています。日差しの強い畑なので雨よけの傘をかけずに育て、果皮がしっかり色づくまで待ってから収穫しています。

ワイナリーの裏手には、上屋敷(かみやしき)という畑もあります。笛吹川が昔流れていたところの右岸にあたり、粘土を多く含む土で、日本で生まれた黒ぶどうの品種マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)を育てています。ここのぶどうは粒が小さく皮が厚いので、色や渋みのもとになる成分がよく出る、と会社は書いています。畑には草を生やしたままにしています。

畑はほかに、山梨市牧丘町の標高850メートルの南向きの急斜面と、北杜市明野町の標高750メートルの「モンデファーム」にもあります。ただ、仕込むぶどうの多くは地元の契約農家が育てたもので、そのほとんどが甲州とマスカット・ベーリーAです。栽培のやり方は農家に任せている、と会社は書いています。


歩み

会社の沿革によれば、1952年に初代社長の桑原勇が石和町で「東邦酒造」を設立し、ワインや中国の酒、ウォッカをつくり始めました。洋酒を気軽に楽しんでもらおうと、小さな瓶に詰めた洋酒を売ってきたといいます。1958年にリキュールを加え、1960年に「モロゾフ酒造」、1972年にいまの社名に変わりました。

自社の畑を持ったのは2005年です。ワインの産業を後押しする国の特区の制度を使い、山梨市牧丘町に畑を開きました。

2008年には缶に詰めたワインを売り出します。会社は、当時は国内でまだ珍しく、瓶に慣れた人にはすぐには受け入れられなかったと振り返っています。2011年には細長い缶の「プティモンテリア」を出し、缶と瓶の両方を詰められる設備を入れました。2013年には缶をつくる大和製罐のグループに入り、2022年に北杜市でモンデファームを開いています。


代表的なワイン

甲州塚ノ越ストーンタンクは、塚ノ越の甲州を卵の形をしたコンクリートのタンクで発酵させた白ワインです。柑橘を思わせる香りに、鋭い酸とミネラル感があるとされます。会社は、岩塩で食べる天ぷらや湯葉に合わせることを勧めています。

同じ畑の甲州からは、皮ごと1週間ほど漬けて発酵させたオレンジワインの「甲州塚ノ越オレンジ」や、フランス産のオークの樽で発酵させた白ワインもつくっています。

メルロ&ブラッククイーンは、牧丘の畑のメルロー(Merlot)と、黒ぶどうのブラック・クイーン(Black Queen)を合わせた赤ワインです。赤い果実やレーズンの香りがあり、樽で熟成させて口当たりをやわらかくしています。メルローの果実味にブラック・クイーンの酸が合わさる、と会社は説明し、脂ののった馬肉や、山椒をきかせたうなぎの蒲焼きとの組み合わせを勧めています。

樽熟成マスカットベーリーA上屋敷は、ワイナリーの裏の畑のぶどうでつくる赤ワインです。ステンレスのタンクで2週間発酵させ、アメリカ産のオークの樽で7か月熟成させています。キャンディーや綿菓子のような甘い香りに、イチゴやラズベリーの果実味とミントのような清涼感があり、渋みはほどよいと説明されています。会社は、醤油や味噌、みりんを使った料理との組み合わせを勧めています。

プティモンテリアは、飲みきりの大きさの缶に詰めたワインのシリーズです。ただし、白ワインの「プティモンテリア ブラン」の通販の説明には「チリ産ワイン使用」とあり、山梨のぶどうでつくる日本ワインとは別のものです。

調査時点(2026年10月27日)の公式通販の税込価格は、樽熟成マスカットベーリーA上屋敷(2023年、720ミリリットル)が2,970円、プティモンテリア ブラン(300ミリリットル)が399円でした。

基本情報

創業
1952年(東邦酒造株式会社として設立した年。1972年にいまの社名)
人物
桑原勇(初代社長)
簗田克彦(代表取締役社長)
代表的なワイン
甲州塚ノ越ストーンタンク / 樽熟成マスカットベーリーA上屋敷 / プティモンテリア(缶入りワイン)
公式サイト
mondewinery.co.jp

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