Vino Storia

ワインのお話

北海道 / 仁木

ドメーヌ・ブレス

Domaine Bless

病院で検査の仕事をしていた代表が、仁木町の荒れた南斜面に12品種を植えました。看板のワインは、それらを分けずに仕込む混醸です。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ
  • カフェ・軽食

見学・予約

見学
予約制・有料のワイナリーツアー(5〜9月のカフェ営業期の土曜・日…
内容
畑と醸造所を案内し、説明のあとに4種類のワインをテイスティング(各40ミリリットル)
日時
カフェ営業期間(5〜9月)の土曜・日曜
15時から
所要時間
約1時間(テイスティングを含む)
定員
10名まで(10名を超える団体は相談)
料金
4,000円(テイスティング4種付き)/運転する人はソフトドリンクかノンアルコールで2,500円
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
カフェとワインの店頭販売 土曜・日曜 11時〜14時30分(5〜9月)
定休日
月曜〜金曜(平日はワイナリーの訪問・試飲・ツアーを受け付けていない)
10月〜4月は冬季休業
試飲
カフェで有料(3種のテイスティングセット 1,500円、グラスワイン 800円から)
ショップ
あり(カフェの営業日に店頭でワインを販売)
飲食
カフェ(ケーク・サレ、キッシュ、タルティーヌなど。5〜9月の土曜・日曜 11時〜14時30分)

2026年のカフェとツアーは、収穫と仕込みに入るため9月5日で終わりました。次の営業の始まりは公式サイトのお知らせで確かめてください(2025年は5月3日から)。
イベントの日は貸し切りや試飲だけの営業になることがあり、月ごとの営業日程が公式サイトに出ます。
ツアーに子どもを連れて行く場合、保護者1人につき2人までです。
畑を見渡すコンドミニアム(2部屋)に泊まることもできます。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
北海道余市郡仁木町旭台303

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がドメーヌ・ブレスに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: カフェ営業期間(5〜9月)の土曜・日曜 15時から

定員: 10名まで(10名を超える団体は相談)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

ドメーヌ・ブレスとは?

ドメーヌ・ブレス(Domaine Bless)は、北海道余市郡仁木町(にきちょう)の旭台(あさひだい)にあるワイナリーです。代表の本間裕康(ほんま ひろやす)は、札幌の病院で16年間、検査の仕事をしていた人です。夫婦で国内外のワイナリーを訪ねるうちにぶどうの栽培と醸造に惹かれ、果樹の産地として古くから知られる仁木町に移り住みました。

畑には黒ぶどう4種と白ぶどう8種、あわせて12品種が植わっています。ワイナリーはそれらを品種ごとに分けずに一緒に仕込む「混醸(こんじょう)」を造りの中心に置き、手本としてフランス東部、アルザス地方の混醸のワインを挙げています。看板の白ワイン「MUSUBI(結)」は、2024年のぶどうでは9品種を合わせて仕込んでいます。


余市川の左岸、朝日の当たる斜面

旭台は、仁木町を流れる余市川の左岸に広がる丘です。ワイナリーの紹介文は、畑を森と川に囲まれた「南斜面の恵まれた土地」と書き、朝日がいち早く差し込み、日中は強い日差しが降り注ぐと描いています。

この斜面は、本間が手に入れたときには耕作をやめた畑(耕作放棄地)でした。2015年に余市町のワイナリーで2年半の研修を始めると同時に土地を取得し、造成からやり直して、ぶどうに向く南向きの畑に整えたと代表のプロフィールにあります。

植えた品種は、黒ぶどうがピノ・ノワール(Pinot Noir)、ムニエ(Meunier)、ドルンフェルダー(Dornfelder)、メルロ(Merlot)。白ぶどうがシャルドネ(Chardonnay)、ピノ・グリ(Pinot Gris)、ピノ・ブラン(Pinot Blanc)、リースリング(Riesling)、ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)、トラミーナ(Traminer)、ミュスカ(Muscat)、オーセロワ(Auxerrois)です。ムニエは、シャンパンの原料として認められている3品種の一つで、ワイナリーはこれを赤ワインにも使っています。

畑の仕事はお知らせの中に少しずつ出てきます。2026年6月には、枝と葉を広げて風通しをよくすると病気が出にくくなり、農薬を5分の1ほどに減らせると書いていました。うまくいかない年もあり、2023年は鳥に実を食べられて、赤ワインの「MIYABI」と「ENISHI」を造れませんでした。2024年のぶどうで造った両方が出たとき、ワイナリーは「2年ぶりの復活」と書いています。

旭台にはほかにもワイナリーが集まっていて、丘のワイナリーを歩いて巡りながらワインと料理を屋外で楽しむ催し「ワイリングウォークフェスNIKI」が毎年夏に開かれています。2026年は7月12日でした。


歩み

本間は2015年から畑の準備と研修を並行して進め、2018年からの2年間は、自分の畑のぶどうを10Rワイナリーに預けて醸造してもらいました(委託醸造)。2020年に自社の醸造所で仕込みを始め、栽培から醸造までを自分たちで行えるようになっています。

自社で醸造を始めてからは、預ける側から預かる側にも回りました。2025年1月のお知らせによれば、2020年から2023年までに6社のワインを12本、委託を受けて造っています。仁木町で新しくぶどうを育て始めた生産者が増えているためで、ほとんどが生産量1,000本以下のワインでした。

ウェブサイトを開いたのは2024年3月です。公式のオンラインショップのアドレスとFacebookのアカウントには「lereve(ル・レーヴ)」の綴りが残っていて、販売店の中には旧名を「ル・レーヴ ワイナリー」と書くところもあります。2024年9月には、卵の形をしたコンクリートのタンクを醸造所に入れ、黒く仕上げてもらって「Black Egg」と呼んでいます。

代表のプロフィールは、ワイン好きの夫婦として旅先で「あったらいいな」と思っていたものを少しずつ形にしてきた、と書いています。ぶどう畑を眺めながら過ごせるカフェと、畑を見渡すコンドミニアムがそれにあたります。


代表的なワイン

ワイナリーは野生の酵母(自然酵母)で発酵させることにこだわっていると書いています。どのワインも生産本数は数百本から3,000本ほどです。

MUSUBIは、看板の白ワインです。2024年は、ピノ・ノワール、ムニエ、メルロ、ドルンフェルダーの黒ぶどうも含めた9品種を合わせて仕込みました。黄色い柑橘や桃、りんごの香りに、穏やかな酸と黒ぶどうから来るコクがあり、最後に柑橘の皮のような苦みが残るとされています。2025年のぶどうでは6品種の混醸になり、2026年6月から出荷されています。樽で熟成させ、黒ぶどうの割合を増やした「MUSUBI Private Reserve」もあります。

MUSUBI 十二単(じゅうにひとえ)は、畑の12品種をすべて使ったオレンジワインです。オレンジワインは、白ぶどうを果皮ごと漬け込んで発酵させる造り方で、果皮の色と渋みが移ります。2024年はコンクリートのタンクで醸し、ワイナリーはこの方法を「国内ではまだ珍しい」と書いています。

ENISHI(縁)は、ムニエとピノ・ノワールをほぼ半分ずつ使った赤ワインです。色は淡いルビーで、赤い果実に梅やバラ、ハーブの香りがあります。ワイナリーは「うす旨系」と呼んで、じわじわと感じる旨みを特徴に挙げています。

スパークリングワインのMIKOTOは、シャンパンと同じシャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールの3品種を使い、瓶の中で二度目の発酵をさせるときに和三盆糖を加えて、2年ほど熟成させています。りんごや洋梨の香りに細かな泡、上品な甘さがあるとされています。

自社畑のほかに、余市町の安芸農園のバッカスとケルナーでつくる「Your Story」のシリーズもあります。

基本情報

創業
2015年(本間裕康が旭台の耕作放棄地を取得し、ぶどうの栽培を始めた年)
人物
本間裕康(創業者・代表取締役)
代表的なワイン
MUSUBI / MUSUBI 十二単 / ENISHI
公式サイト
domaine-bless.com

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