Vino Storia

ワインのお話

山梨 / 山梨市

サントネージュワイン

Sainte Neige

富士山の頂の雪から「聖なる雪」と名付けられた、JR山梨市駅のすぐ南にあるワイナリーです。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ

見学・予約

見学
予約制(前日までに電話)
内容
地下の樽貯蔵庫、ウイスキーの製造場、ワインの生産ラインなどを専用の通路から見学。工場が動いている日は、一部でヘルメットをかぶる
日時
月曜〜金曜
9時〜12時、13時〜15時(土日祝・年末年始などを除く。2026年は9月・10月・11月に限り土日祝も受け付ける)
定員
一度に受けられる人数に限りがある(予約のときに相談)
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
売店 9時〜12時、13時〜16時(山梨県の観光サイト。2022年10月時点の情報)
定休日
売店 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(山梨県の観光サイト。2022年10月時点の情報)
試飲
工場併設の売店で。試飲できるワインはその時々で変わり、一部は有料
ショップ
あり(工場併設の売店。創業当時の珍しいワインなども展示)

車・バイク・自転車を運転する人、20歳未満の人、妊娠中・授乳期の人は試飲できません。試飲をするなら電車で行ってください。
瓶詰めの工場(充填工場)は写真撮影ができません。
ペットの同伴と飲食物の持ち込みはできません。車椅子で行く人は、事前に電話で伝えるよう案内されています。
売店の営業時間・休業日は、県の観光サイト(2022年時点)の情報です。公式サイトの営業カレンダーで確かめてください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
山梨県山梨市上神内川107-1
電車で
JR中央本線 山梨市駅の南口から徒歩約3分(新宿から特急で約90分)
車で
中央自動車道 勝沼インターチェンジから約15分

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がサントネージュワインに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 月曜〜金曜 9時〜12時、13時〜15時(土日祝・年末年始などを除く。2026年は9月・10月・11月に限り土日祝も受け付ける)

定員: 一度に受けられる人数に限りがある(予約のときに相談)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

サントネージュワインとは?

サントネージュワイン(Sainte Neige)は、山梨県山梨市にあるワイナリーです。JR中央本線の山梨市駅の南口を出て、歩いて3分ほどのところに醸造所があります。サントネージュはフランス語で「聖なる雪」という意味で、富士山の頂にかかる雪から名付けたと会社は説明しています。

会社が掲げてきた言葉は「よいワインは、よいぶどうから」です。会社によれば、ワインに向くとはいえないぶどうでワインがつくられていた1950年前後の山梨で、ほかの会社に先駆けて、1953年からカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)やメルロ(Merlot)など、ヨーロッパの品種を育てはじめました。

いまの取締役会長の田中良治は、会社のページで、自分の曽祖父は高野正誠(たかの まさなり)だと書いています。1877年に山梨からフランスへ渡り、ぶどうの栽培からワインの醸造までを学んで日本に伝えた研修生の一人です。


牧丘の高い畑と、かみのやまの畑

会社がワインに使うぶどうは、山梨の甲府盆地と、山形県の上山(かみのやま)市のものが中心です。

山梨の自社の畑は、甲府盆地の北東、山梨市牧丘町(まきおかちょう)倉科(くらしな)の標高750メートルほどのところにあります。会社は、気候の変化でぶどうの産地が北へ、あるいは標高の高いところへ移りつつあるとみて、2006年からこの畑で、垣根に枝を沿わせるやり方でワイン専用の品種を育てています。

山梨県の「美酒美県やまなし」の取材記事(2024年2月)によれば、畑を任されている宮川さんは、もとは東京で会社勤めをしていて、ワインに魅せられて1992年に山梨へ来た人です。畑は2005年まで生食用のぶどうの畑でしたが、翌年に宮川さんが担当になってワイン用の畑に植え替えました。2011年からはシャルドネ(Chardonnay)とカベルネ・ソーヴィニヨンの区画を少しずつ増やし、いまは二つの品種でおよそ2,200本の木があります。シャルドネは冬の剪定で枝のおよそ9割を切り落とし、残した房に養分を集めるといいます。

山形県の上山は、江戸時代の中ごろからぶどうを育ててきた土地ですが、ワイン用のぶどうを植えはじめたのは1970年代です。会社によれば、日本各地でぶどうの産地を探していたサントネージュが1974年に声をかけ、地元の農家と一緒に栽培を始めました。上山でのワイン用ぶどうの栽培はこれが初めてだった、と会社は書いています。いまではカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルロ、ヴェルデレー(Verdelet)の産地になった、とも書いています。


歩み

会社の年表によれば、1947年に山梨県中巨摩郡若草村で、ワインの醸造を目的に「中央発酵化学株式会社」として設立されました。社名はその後、日東工業、太平醸造と変わります。1957年に昭和天皇と皇后の行幸を迎え、このときワインのブランドを「サントネージュ」と名付けました。1972年には社名もサントネージュワインに改めています。

会社概要の「設立」は1942年11月28日で、年表はこの日を前身の旧日本葡萄酒株式会社の創立日としています。山梨市のいまの場所にいつ移ったのかは、公式サイトからは読み取れませんでした。

経営は、1959年に協和発酵工業の系列に、2002年にアサヒビールの系列に入り、2011年からはニッカウヰスキーのグループ会社でした。2021年の株式の譲渡で、株式会社サン.フーズのグループ会社になっています。2025年の日本ワインコンクールでは、牧丘倉科の畑のカベルネ・ソーヴィニヨン(2023年)と、上山の奈良崎畑のメルロ(2022年)が、そろって金賞を受けました。


代表的なワイン

山梨牧丘倉科畑カベルネ・ソーヴィニヨンは、標高750メートルの南向きの斜面にある倉科の畑で、手で摘んだぶどうからつくる赤ワインです。色は赤みがかったガーネットで、プラムやカシスの香りに、スパイスやミントのすっとした感じ、樽からのバニラの香りが重なり、心地よい酸味となめらかな渋みがあると説明されています。県の取材記事は、すき焼きのような味の濃い肉料理にも合うと紹介しています。

かみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨンは、上山の渡辺畑のぶどうからつくる赤ワインです。カシスの香りにスパイス、バニラやコーヒーのような樽の香りが重なり、やわらかい酸味とふくよかなボディがあるとされています。同じ品種でも産地によって味が変わるので、山梨と山形のワインを飲み比べられることを、県の取材記事は会社の強みとして紹介しています。金賞を受けたメルロの奈良崎畑は、40年ほど前からぶどうの栽培を一緒に続けてきた取引先の畑だ、と社長は会社のページに書いています。

山梨県産ぶどう 甲州樽熟は、日本で古くから育てられてきたぶどうの品種、甲州(こうしゅう)を、フランス産のオークの樽で発酵させ、熟成させた辛口の白ワインです。甲州の華やかな果実の香りに、バニラのような樽の香りが重なるとされています。

調査時点(2026年10月27日)の公式オンラインストアの税込価格は、山梨牧丘倉科畑カベルネ・ソーヴィニヨン(2024年)とかみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨン(2020年)が4,840円、山梨県産ぶどう 甲州樽熟(2022年)が3,308円、かみのやまメルローが1,966円でした。

基本情報

創業
1947年(ワインの醸造を目的に、中巨摩郡若草村で会社が設立された年。会社概要の「設立」は1942年11月28日で、これは前身の旧日本葡萄酒株式会社の創立日)
人物
白川哲(代表取締役社長)
田中良治(取締役会長。高野正誠の曽孫と会社が紹介)
代表的なワイン
山梨牧丘倉科畑カベルネ・ソーヴィニヨン / かみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨン / 山梨県産ぶどう 甲州樽熟
公式サイト
sainteneige.co.jp

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