Vino Storia

ワインのお話

長野 / 中野

たかやしろファーム&ワイナリー

Takayashiro Farm & Winery

巨峰やりんごを育ててきた中野市の果樹農家が、ぶどうの値打ちを高めて農業を続けようと、仲間と始めたワイナリーです。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ
芽吹き始めた果樹園が広がるなだらかな斜面の向こうに、頂が岩がちな山がそびえている春の風景
写真: Takkitakitaki / パブリックドメイン / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

見学・予約

見学
予約制(施設見学
内容
施設見学(内容の詳細は公式サイトに記載なし)
日時
営業時間内。ワインとジュースの製造時期を除く(製造時期がいつかは公式サイトに記載なし)
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
平日 8時30分〜17時
土曜 9時〜16時
定休日
日曜・祝日(2026年10月の休みは4日・11日・12日・18日・25日)
試飲
要問い合わせ
ショップ
あり(ワイナリーの店頭。日曜・祝日は、近くの中野市物産館オランチェと信州中野いきいき館で店頭と同じ商品を販売)

施設見学は、ワインとジュースを造っている時期にはできません。その時期がいつかは公式サイトに書かれていないので、秋の仕込みの時期などは特に、電話で確かめてから訪ねてください。
試飲ができるかどうかも、前もって問い合わせてください。
営業時間は、公式サイトのアクセスのページ(平日8時30分〜17時、土曜9時〜16時)と、パンフレット(9時〜17時)で食い違っています。表にはアクセスのページの方を書きました。
試飲をするなら、運転しない人と一緒に行くか、駅からタクシーを使ってください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
長野県中野市竹原1609-7
電車で
長野電鉄 信州中野駅からタクシーで約15分
北陸新幹線 飯山駅からタクシーで約20分
車で
上信越自動車道 信州中野インターチェンジから約20分(国道292号線を志賀高原方面へ、一本木中央の信号を左折、高社大橋の信号を右折し、約600メートル先を右折してすぐ)

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がたかやしろファーム&ワイナリーに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 営業時間内。ワインとジュースの製造時期を除く(製造時期がいつかは公式サイトに記載なし)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

たかやしろファーム&ワイナリーとは?

たかやしろファーム&ワイナリー(Takayashiro Farm & Winery)は、長野県中野市の竹原(たけはら)にあるワイナリーです。名前の「たかやしろ」は、ワイナリーの北にそびえる高社山(こうしゃさん)の、地元での呼び名です。ワインのほかに、りんごジュースやジャム、シードルも造っていて、近くの果樹農家から果物を預かってジュースやジャムに加工する仕事も引き受けています。

中野市の広報誌によれば、ワイナリーを興したのは、竹原地区で果樹を育ててきた農家の武田晃(たけだ こう)です。ぶどうの値打ちを高め、農業を生業(なりわい)として続けていくために、同じ農家の仲間とワイン造りを始めました。広報誌は、武田の言葉をこう伝えています。

うちは農業経営だから利益は追及しない。中野の人たちがワインを飲んでくれるだけで、俺は大好きな酒を毎日飲めるから


高社山の南のふもと

自社の畑は、高社山の南のふもとにあります。広報誌は、この土地を、標高400メートルあまりの扇状地で、日照時間が長く水はけがよいと説明しています。会社は、中野市を「生産量日本一の巨峰」の産地と呼び、この地域の気候がワイン用のぶどうにも向いているとしています。

ワイン用に育てている品種は多く、公式サイトの一覧には、黒ぶどうがカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)、メルロー(Merlot)、ピノ・ノワール(Pinot Noir)、タナ(Tannat)など8種類、白ぶどうがシャルドネ(Chardonnay)、ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)、ヴィオニエ(Viognier)、アルバリーニョ(Albariño)、ドイツ生まれのシェンブルガー(Schönburger)など7種類並んでいます。食べるためのぶどうも育てていて、シャインマスカットやナガノパープル、クイーンルージュ、巨峰はスパークリングワインやジュースになります。

会社が公開している原料産地の一覧を見ると、ぶどうの畑は竹原のほか、若宮(わかみや)と大俣(おおまた)の三つの地区にあります。ワインの紹介ページは「自社農園100%」とうたっていますが、同じ一覧では、シェンブルガーは塩尻市、ピノ・ノワールは隣の木島平村(きじまだいらむら)の産と書かれています。広報誌(2015年)は、使うぶどうの94パーセントを自社で育てていると書いていました。


歩み

中野市の広報誌によれば、ワイナリーができたのは2004年です。広報誌が出た2015年の時点で、自社の畑は6ヘクタール、育てるワイン用のぶどうは18種類、造るワインは年に2万5千本から3万本ほどで、その6〜7割が長野県内で飲まれていました。武田はこれ以上量を増やすつもりはない、と広報誌にあります。

異常な天候の影響もあり、ぶどうの品質を保つ苦労は多いと広報誌は書いています。

その後も品種は増え、2026年10月の時点の公式サイトには、ピノ・グリ(Pinot Gris)のオレンジワインや、シャインマスカット、ナガノパープル、クイーンルージュのスパークリングワインが新しい商品として並んでいます。ぶどうのほか、りんごや桃、いちごなど、中野市を中心に集めた果物の産地も、一覧にして公開しています。


代表的なワイン

ヴィオニエは、同じ名前の白ぶどうでつくる辛口の白ワインです。会社は、育てるのが難しく、年に600本ほどしか造れないと書いています。プレミアムヴィオニエについて会社は、木が年を重ねるにつれて、ヴィオニエらしい香りが出るようになってきたと書いています。色は緑がかった淡い黄色で、黄色い花やアプリコットのような香りがあり、味はきりっとした辛口です。

ソーヴィニヨンブランは、自社の畑のぶどうを、ろ過しないで瓶に詰めた(ノンフィルター)白ワインです。ほのかな柑橘の香りがあり、すっきりした辛口で、よく冷やして食前に飲むことを会社は勧めています。もう一つのソーヴィニヨンブラン Cuvée TAKEROKUは、柑橘とハーブの香りが重なる辛口です。

カベルネソーヴィニヨンは、カシスやチョコレートのような香りに、少し強めの渋みと酸味が釣り合う赤ワインです。会社は、栓を抜いてから少し時間を置くと、いっそうおいしくなるとしています。

たかやしろエステートブランとエステートルージュは、自社の畑の何種類かのぶどうを合わせたワインで、会社はブランを「初めてワインを飲む方におすすめ」としています。ドイツ生まれのシェンブルガーは、酸味の穏やかな、なめらかな口当たりの白ワインで、会社はさっぱりした味の料理に合うとしています。

調査時点(2026年10月27日)の公式オンラインショップの表示価格は、720ミリリットルで、2023年のプレミアムヴィオニエが2,420円、2024年のソーヴィニヨンブランが1,870円、たかやしろエステートブランが1,650円、2023年のピノ・ノワール プライベート・リザーブが3,300円でした(送料は別)。

基本情報

創業
2004年(中野市の広報誌が「設立」とする年)
人物
武田晃(代表。中野市の広報誌、2015年)
代表的なワイン
プレミアムヴィオニエ / ソーヴィニヨンブラン / カベルネソーヴィニヨン / たかやしろエステートブラン
産地の表示
GI Nagano(地理的表示「長野」。オンラインショップに認定品の一覧がある)
公式サイト
takayashirofarm.com

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