Vino Storia

ワインのお話

群馬 / 昭和村

奥利根ワイナリー

Okutone Winery

沼田でりんごのワインをつくっていた会社が、2000年に赤城山の西の麓へ移り、自分たちの手でぶどう畑を開きました。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ
  • レストラン
見渡すかぎり広がる緑のレタス畑と、その向こうの低い山なみ、夏の青空と白い雲
写真: Atsushi Kase / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons(長辺1280pxに縮小)

見学・予約

見学
予約制・有料のワイナリー見学(1グループ2,000円+試飲料1人500円…
内容
造り手の案内で、ぶどう畑、醸造所(フランス産とアメリカ産のオークの樽、醸造タンク)、熟成を順に見て、テイスティング・ルームで樽などから試飲する
日時
通年(9月中旬〜11月上旬の収穫期を除く。木曜日と年末年始は休み)
10時30分、15時30分
所要時間
50〜60分
料金
1グループ2,000円+試飲料1人500円
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
売店 9時〜17時
レストラン 11時30分〜14時30分(ラストオーダー。土曜・日曜・祝日のみ)
定休日
木曜日、年末年始
試飲
見学の最後にテイスティング・ルームで(試飲料1人500円)
ショップ
あり(売店)
飲食
直営レストラン(24席ほど。テラス席あり。土曜・日曜・祝日のランチのみ)

9月中旬から11月上旬は収穫期のため見学を受け付けていません(この確認日も収穫期にあたります)。
レストランは2026年5月から土曜・日曜・祝日に限って営業を再開していて、メニューを絞っています。
昭和インターチェンジからの時間は、公式サイトが「およそ10分」、地球の歩き方の施設紹介が「約5、6分」と書いています。試飲をするなら、運転しない人と一緒に行ってください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
群馬県利根郡昭和村大字糸井字大日向6843
電車で
上越新幹線 上毛高原駅から車で約30分(地球の歩き方の施設紹介。2025年2月3日更新)
車で
関越自動車道 昭和インターチェンジから車で約10分
駐車場
無料30台(観光情報サイト「まっぷる」。2024年5月14日更新の情報)

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia が奥利根ワイナリーに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 通年(9月中旬〜11月上旬の収穫期を除く。木曜日と年末年始は休み) 10時30分、15時30分

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

奥利根ワイナリーとは?

奥利根ワイナリー(Okutone Winery)は、群馬県利根郡昭和村(しょうわむら)にある小さなワイナリーです。赤城山(あかぎさん)の西の麓、標高700メートルほどの高原に3ヘクタールのぶどう畑を持ち、ぶどうを育てるところから醸造、瓶詰めまでを自分たちで行っています。運営する奥利根ワイン株式会社は、自らを「家族で営む、こじんまりとしたワイナリー」と紹介しています。

この会社は、ぶどうではなくりんごから始まりました。1991年に沼田市で創業したとき、最初に手がけたのは、利根沼田(とねぬまた)の特産のりんごを使ったワインです。そこから9年後、ぶどうでワインをつくるのに向いた土地を探して、本社ごと昭和村へ移り、畑を一から開いています。


赤城山の西に広がる高原

ワイナリーがあるのは、赤城山の西側に広がる裾野です。公式サイトは、畑の条件として火山灰の土、ゆるやかな傾斜、昼と夜の大きな気温差、日の出から日の入りまでさえぎるもののない日当たりを挙げ、どれもワイン用のぶどうに「最適条件と考えます」と書いています。標高700メートルの涼しさを生かして、ヨーロッパの品種を育てているともいいます。

植えているのは、シャルドネ(Chardonnay)、メルロ(Merlot)、ピノ・ノワール(Pinot Noir)、ジンファンデル(Zinfandel)、カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)、リースリング(Riesling)の6品種です。木は垣根に沿わせて育て、仕立ては「ギヨー(Guyot)」です。畑では野菜やブルーベリーも育てています。

ワインの商品ページを見ると、どの畑のぶどうかが書き分けられています。シャルドネの樽熟成はワイナリーの目の前の畑、メルロは南側の畑、ピノ・ノワールは南側と西側の畑のぶどうです。

ワイナリーにはレストランが付いていて、公式サイトはそこを「高原の中の一軒家レストラン」と呼んでいます。暖炉と大きなガラス窓のある24席ほどの店で、テラス席もあります。いちばんの勧めは、昭和村の生乳でつくったホワイトソースに、ブロッコリーやじゃがいもなど地元の野菜を合わせた「高原グラタン」です。客の多くは食事だけを楽しんでいく、と公式サイトは書いています。


歩み

会社概要によれば、奥利根ワイン株式会社は1991年8月に沼田市で創業しました。創業者は、いまは会長を務める井瀬賢です。最初の商品はりんごのワインで、いまも売られているアップルワインの商品ページには「このワインから奥利根ワインの歴史は始まりました」とあります。りんごは利根沼田の中でも糖度が高いとされる、みなかみ町月夜野(つきよの)のふじで、代表の金井圭太が農林大学校で学んだときの仲間を中心に育ててもらっているといいます。

2000年、ワインづくりに向いた土地を求めて、本社を昭和村へ移しました。同じ年にぶどう畑を開き、醸造所とレストランも建てています。2013年には金井圭太が代表取締役に就きました。

公式サイトの「こだわり」のページは、土づくりから始めて、ぶどうを手で摘み、醸造して瓶に詰めるまでを一貫して行っていると書いています。小さい規模だからこそ、作り手の目が届く範囲で良いワインをつくりたい、というのが会社の言葉です。赤ワインは木の樽で1年、瓶に詰めてからさらに1年寝かせると、見学の案内にあります。


代表的なワイン

自社の畑のぶどうだけでつくる単一品種のワインが「I’m(アイム)」のシリーズです。毎年つくれる量が限られ、調査時点(2026年10月27日)の公式通販では、スパークリングワイン以外は売り切れになっていました。

I’m シャルドネ 樽熟は、フランス産のオークの樽で発酵させ、そのまま11か月熟成させた辛口の白ワインです。トーストやバニラのような樽の香りに、柑橘やアカシアの花の甘い香りが重なり、すっきりした酸が残るとされています。合わせる料理として、天ぷらやスモークサーモンのカルパッチョが挙がっています。

I’m ピノ・ノアール 樽熟は、ステンレスのタンクで発酵させ、フランス産のオークの樽で11か月熟成させた辛口の赤ワインです。いちごやさくらんぼ、フランボワーズのような赤い果実の香りがあり、渋みが少なく、酸がはっきりしています。

I’m シャルドネ スパークリングワインは、まだ若い木から早めに収穫した、酸の高いシャルドネでつくる辛口の泡です。青りんごやアカシアの花の香りがあるとされています。

日常向けには「OK’sTra(オーケストラ)」のシリーズがあり、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインと、リースリングのやや辛口の白ワインが出ています。りんごのワインとシードルも続けてつくっています。

調査時点の公式通販の税込価格は、I’m シリーズ(750ミリリットル)がどれも3,300円、アップルワインのハーフボトル(375ミリリットル)が1,210円でした。

基本情報

創業
1991年(奥利根ワイン株式会社を沼田市で創業した年。昭和村に移り畑を開いたのは2000年)
人物
井瀬賢(創業者。会長)
金井圭太(代表取締役。2013年就任)
畑
昭和村に3ha(公式サイトの施設概要。時点の記載なし)
代表的なワイン
I'm シャルドネ 樽熟 / I'm ピノ・ノアール 樽熟 / I'm シャルドネ スパークリングワイン / アップルワイン
公式サイト
oze.co.jp

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