Vino Storia

ワインのお話

熊本 / 山鹿

菊鹿ワイナリー

Kikuka Winery

ぶどうの産地ではなかった熊本の山あいの町で、未経験の農家と植えたシャルドネが、熊本ワインの看板になりました。

  • 見学 予約制
  • 見学無料
  • 試飲あり
  • ショップ
  • レストラン

見学・予約

見学
予約制・有料のワイナリーツアー(毎営業日10時20分と15時、約25分…
内容
ワイナリーのスタッフの案内で、ぶどう畑と醸造所を見学するワイナリーツアー。ウェルカムドリンク1杯付き
日時
毎営業日(火曜定休)
10時20分、15時
所要時間
約25分
料金
1,300円(ウェルカムドリンク1杯付き。小学生以下は無料)
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
10時〜16時30分
定休日
火曜日
試飲
テイスティングスペースで有料。ワイナリー限定のワインを含む全銘柄を飲み比べられる
ショップ
あり(ワインショップ。熊本県産などの食品やワイングッズも)
飲食
菊鹿ワイナリー レストラン(カフェ 11時〜16時30分、火曜定休
コース料理のレストラン 11時〜14時、木曜〜日曜・祝日
テイクアウト 10時〜16時30分
バーベキューは電話で予約)

ワインの製造の都合や天候で、ツアーを断られることがあります。
20歳未満の人と運転する人には、ウェルカムドリンクはノンアルコールの飲み物になります。運転しない人と一緒に行ってください。
レストランは隣の相良526にあり、電話は0968-41-8166です。
公式サイトに駐車場の案内は見つかりませんでした。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
熊本県山鹿市菊鹿町相良559-2
電車で
九州新幹線 新玉名駅から車で約30分
車で
九州縦貫自動車道 植木インターチェンジから約30分
熊本市の中心部・熊本空港からそれぞれ車で約1時間

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia が菊鹿ワイナリーに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 毎営業日(火曜定休) 10時20分、15時

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

菊鹿ワイナリーとは?

菊鹿ワイナリー(Kikuka Winery)は、熊本県山鹿市(やまがし)の菊鹿町(きくかまち)にあるワイナリーです。熊本市でワインを造ってきた熊本ワインファーム(熊本ワイン)が、主力の銘柄「菊鹿」のぶどうを育てる町に、2018年に開きました。5.2ヘクタールの敷地に、自社の畑と醸造所、ワインショップがあります。

熊本ワインファームが創業した1999年、菊鹿町にはぶどうを育ててきた歴史がありませんでした。会社は同じ年に契約の栽培農家の会「菊鹿町葡萄生産振興会」をつくり、シャルドネ(Chardonnay)とカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)を植えています。始めたのは、ぶどうを育てたことのない3軒の農家でした。会社はそのころを「当時は大変な苦労がありました」と振り返っています。


千メートル級の山に囲まれた町

菊鹿町は熊本県の北の端にあり、福岡県と大分県に接しています。八方ヶ岳(やほうがだけ)、三国山(みくにやま)、国見山(くにみやま)といった標高千メートル級の山々に囲まれた、山あいの町です。

契約の農家に育ててもらう畑は、町の中の30か所ほどに散らばっていて、合わせて7.5ヘクタールほどになります。標高は100〜200メートルです。会社によれば、日照は年に2,000時間を超え、ぶどうが育って熟す5月から9月だけで1,100時間ほどあるといいます。

一方で雨も多く、年に1,700〜2,000ミリを超えます。そこで、すべての畑に雨よけの屋根をかけ、雨からくる病気を防いでいます。屋根のおかげで農薬をまく回数も減らせると会社は書いています。山鹿市には80か所ほどの湧き水があり、菊鹿町の湧き水は14℃台と、ほかの地域より冷たいそうです。会社は、この水が地面の温度を下げ、昼と夜の寒暖の差にも影響していると考えています。

収穫はすべて生産者の手作業で、ひと房ずつ選り分けながら摘んでいます。会社は、目的は健全なワインを造るための「健全果」を収穫することだと書いています。


歩み

1999年に植えたぶどうが、充実した実をつけたのは4年目のことでした。その年に会社は、気温の下がる夜のうちにぶどうを摘む「ナイトハーベスト」を行いました。会社はこれを、当時の国内では初めての試みとしています。暖かい土地では、摘んだぶどうをいかに傷めずに畑から運び出すかが鍵になり、夜の収穫には、ぶどうの香りの成分がいちばん高まる時間に摘めるという利点もあるといいます。

この夜の収穫から生まれた「菊鹿ナイトハーベスト シャルドネ2003」が国内のワインコンクールで金賞を受け、会社は菊鹿の土地に確信を持って畑を広げていきました。いまは自社の農園も持ち、振興会の農家と一緒に栽培を続けています。

2018年に開いた菊鹿ワイナリーでは、自社の畑と振興会の畑、山鹿市のほかの畑のぶどうを、品種ごとに少しずつ仕込んでいます。そのため、発酵のタンクも搾る機械も小さなものを入れています。熊本市北区の熊本ワイナリーは、熊本城から車で15分ほどの1999年開業のワイナリーで、熊本県産や国内のぶどうからワインを造っています。


代表的なワイン

菊鹿シャルドネは、菊鹿町のシャルドネだけで造る白ワインです。会社によれば、契約の畑のおよそ9割がシャルドネで、1999年から2016年までに植えた木が混じっています。8月の終わりから9月のはじめに摘み、ステンレスのタンクで発酵させたさわやかなワインと、樽で熟成させたワインを合わせて瓶に詰めています。香りは、白い桃やりんご、オレンジの花、レモンのような柑橘にたとえられ、樽からくるふくよかさが重なるとされています。

菊鹿シャルドネ樽熟成は、樽で熟成させたシャルドネです。2024年のものは、色は黄金色で、洋ナシや黄桃、パイナップルの香りに、アカシアの花、樽からくるバニラやヘーゼルナッツの香りが重なり、まろやかな果実の味に長く伸びる酸が続くとされています。

菊鹿メルロ樽熟成は、菊鹿町のメルロー(Merlot)だけで造る赤ワインです。会社は、粘土の土との相性がよいと書いています。フランスのオークの樽で1年ほど、さらに地下のセラーで瓶のまま1年半ほど寝かせます。ブラックベリーの香りに、カカオや炒ったナッツ、クローヴのようなスパイスの香りが重なるとされています。

2023年に夜摘みしたシャルドネ「菊鹿ナイトハーベスト 小伏野(こぶしの)2023」は、2026年にフランスのブルゴーニュで開かれた国際コンクール「シャルドネ・デュ・モンド」で金賞を受け、上位10本にも選ばれました。調査時点では熟成中で、2027年2月ごろに発売する予定とされ、価格はまだ決まっていません。新酒の「菊鹿シャルドネフレッシュ2026」は、2026年10月24日から菊鹿ワイナリーだけで売られています。

調査時点(2026年10月27日)の公式通販の税込価格は、菊鹿シャルドネ(750ミリリットル)が3,850円、菊鹿メルロ樽熟成(2023年、同)が4,972円、菊鹿シャルドネ樽熟成(2024年、同)が5,480円でした。

基本情報

創業
2018年(菊鹿ワイナリーが開業した年。運営する熊本ワインファームの創業は1999年)
代表的なワイン
菊鹿シャルドネ / 菊鹿シャルドネ樽熟成 / 菊鹿メルロ樽熟成
公式サイト
kumamotowinefarm.co.jp

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