Vino Storia

ワインのお話

岩手 / 紫波

自園自醸ワイン紫波

Jienjijou Wine Shiwa

「自分たちの育てた葡萄でワインをつくりたい」。紫波町のぶどう農家の思いから生まれ、町のぶどうを町で醸すワイナリーです。

  • 見学 予約不要
  • 見学無料
  • 試飲あり
  • ショップ

見学・予約

見学
予約不要(ワイン工場を見学通路から自由に見学できる
内容
工場見学:見学通路からワインの製造を見学し、パネル展示でワインができるまでを学ぶ。秋〜冬は仕込み、春〜夏は瓶詰めの作業が見られることがある
紫波ワインツーリズム:スタッフの案内でワイナリー(約20分)と自社のぶどう園(約20分)を回り、ワイングラスでテイスティング(約20分)。直売所で当日使える500円分の商品券付き
日時
工場見学:直売所の営業時間内(9時〜17時)
紫波ワインツーリズム:土曜・日曜・火曜の10時から(年末年始を除く)
所要時間
紫波ワインツーリズム 1時間ほど
定員
紫波ワインツーリズム 10名まで(ほかのお客さんと一緒になることがある。10名を超える団体は相談)
料金
工場見学 無料/紫波ワインツーリズム 1人1,100円(税込)
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
直売所 9時〜17時
定休日
年末年始(土日・祝日も直売所は営業。工場は土日・祝日が休み)
試飲
直売所のテイスティングコーナーで、無料または有料(1杯100円)
ショップ
あり(直売所。定番のほか、ワイナリー限定や数量限定のワインも)

直売所と工場見学の入口は、道の駅紫波の駐車場から奥の道を200メートルほど進んだところにあります。
20歳未満の人と、車を運転する予定の人は試飲できません。ワインツーリズムに参加しても試飲はできないので、運転しない人と一緒に行くか、駅からタクシーを使ってください。
土日・祝日は工場が休みなので、作業の様子は見られません。
ワインツーリズムは現地集合・現地解散で、ぶどう園の中は歩いて回ります。動きやすい靴で。 情報は2026年11月3日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
岩手県紫波郡紫波町遠山字松原1-11
電車で
JR東北本線 紫波中央駅からタクシーで約15分(盛岡駅から紫波中央駅までは約20分)
車で
東北自動車道 紫波インターチェンジから東へ約20分。国道396号沿いの「道の駅紫波」の奥200メートル
駐車場
あり(大型バスも入れる)

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia が自園自醸ワイン紫波に空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 工場見学:直売所の営業時間内(9時〜17時) 紫波ワインツーリズム:土曜・日曜・火曜の10時から(年末年始を除く)

定員: 紫波ワインツーリズム 10名まで(ほかのお客さんと一緒になることがある。10名を超える団体は相談)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

自園自醸ワイン紫波とは?

自園自醸(じえんじじょう)ワイン紫波は、盛岡市の南にある岩手県紫波町(しわちょう)のワイナリーです。造って売っているのは株式会社紫波フルーツパークで、紫波町や地元の農業協同組合、ぶどうを育てる農家などが出資しています。

名前の「自園自醸」は、このワイナリーのやり方そのものです。紫波町の農家が育てた質のよいぶどう(会社が自分で育てたぶどうも含みます)を使うのが「自園」、それを町内のワイナリーで醸造するのが「自醸」だと公式サイトは説明しています。

始まりは、長年ぶどうを作ってきた紫波町の農家の思いでした。

自分たちの育てた葡萄でワインをつくりたい

ぶどうを育てる農家自身が会社の株主になっていて、農家が「自分たちのワイナリー」という意識を持ち、研修や情報交換に励んでいると公式サイトは書いています。ラベルの波のようなロゴは、ワインの揺らめきと同時に、漢字の「人」が三つ並んで手を取り合う姿を描いたものだそうです。お客さんと造り手、ぶどうの生産者がつながる、という意味が込められています。


北上川の東の、冷涼な丘

ワイナリーは国道396号沿いの「道の駅紫波」の奥にあり、公式サイトは「ぶどう畑に囲まれた心やすらぐワイナリー」と紹介しています。

ぶどうを育てているのは、町の中を流れる北上川をはさんだ東側、長岡(ながおか)や佐比内(さひない)などを含む東部地区です。公式サイトによれば、北国らしい冷涼な気候で、昼と夜の気温の差がほどよくあり、年間の降水量は1,000ミリほどと比較的少ない土地です。土は火山灰ではない粘土質が多く、深いところには古生代の粘板岩、蛇紋岩、花こう岩が広がっています。会社は、この風土から生まれるぶどうが、果実味とミネラル感のある、エレガントで余韻の長いワインになると書いています。

使うのは、メルロー(Merlot)やリースリングリオン(Riesling Lion)、マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)といったワイン用の品種です。創業のころから紫波町産のワイン専用品種を使うことを打ち出してきたといいます。


歩み

会社の年表によれば、2003年4月に有限会社紫波フルーツパークが生まれ、翌2004年に、町と有識者、ぶどう農家が一緒になって「紫波町自園自醸ワイン開発研究会」を立ち上げました。2005年10月に期限付きの果実酒製造免許を取り、ワインの醸造を始めています。

2006年に株式会社となり、会社の農園にワイン用のぶどうを20アール植えました。同じ年の9月に町内だけでワインを売り出し、2007年4月から町の外へ、2008年4月からは岩手県内を中心に本格的に売り始めています。2007年には、ワイン用のぶどうを育てる農家と、技術を高め情報を交換するための「自園自醸ワインぶどう栽培研究会」もつくりました。会社の農園には2008年に130アール、2013年に70アールのワイン用ぶどうを植え足しています。

ブランドの名前は、はじめ「紫波自醸ワイン」でした。2010年4月に、いまの「自園自醸ワイン紫波」に改めています。2015年8月には、瓶の中でもう一度発酵させて泡を生む「瓶内二次発酵」のスパークリングワインを出しました。

ワイナリーでの醸造が20周年を迎えたのを記念して、新しいシリーズ「ドメーヌ紫波」も始まっています。


代表的なワイン

紫波メルローは、紫波町産のメルローだけでつくる、このワイナリーの定番の赤ワインです。岩手の冷涼な気候から生まれる生き生きとした酸と、豊かな果実味があり、渋みは軽くさわやかで、軽めの口当たりです。会社は、ハンバーグやミートソースのパスタなど、ふだんの食卓に合わせるよう勧めています。

紫波リースリングリオンは、紫波町産のリースリングリオンだけでつくる、やや辛口の白ワインです。リースリングリオンは、リースリング(Riesling)と甲州三尺(こうしゅうさんじゃく)を掛け合わせた白ぶどうで、冷涼な岩手の土地に合う品種といわれています。青りんごや柑橘を思わせる香りに、ほのかな甘みとすっきりした酸があります。白身魚や海老フライ、天ぷら、夏にはよく冷やして塩ゆでの枝豆と合わせるのがおすすめだそうです。

紫波フルーレ ルージュは、甘口の赤ワインです。マスカット・ベーリーAと、山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)を掛け合わせたヤマ・ソーヴィニヨン(ヤマソービニオン)を使い、明るいルビー色で、ベリーを思わせる香りがあります。公式通販の人気商品の一番目に挙がっていました。

ドメーヌ紫波 モンドブリエは、紫波町で育ったモンドブリエという品種でつくるオレンジ色の辛口ワインです。野生酵母で醸造し、亜硫酸の添加はごく少量にとどめています。木樽で5か月熟成させたワインと、ステンレスタンクで仕上げたワインを、瓶詰めのときに合わせています。桃や梨を思わせる香りに、ほどよい渋みがあるとされています。

調査時点(2026年11月3日)の公式通販の税込価格は、750ミリリットルで紫波メルローと紫波リースリングリオンが各1,980円、紫波フルーレ ルージュが1,694円、ドメーヌ紫波 モンドブリエ2025が3,960円でした。

基本情報

創業
2005年(期限付きの果実酒製造免許を取り、ワインの醸造を始めた年。運営会社の設立は2003年)
人物
鎌田千市(株式会社紫波フルーツパーク 代表取締役社長)
代表的なワイン
紫波メルロー / 紫波リースリングリオン / 紫波フルーレ ルージュ / ドメーヌ紫波 モンドブリエ
公式サイト
shiwa-fruitspark.co.jp

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