Vino Storia

ワインのお話

長野 / 松本

ドメーヌ・ド・ユノハラ

Domaine de Yunohara

美ヶ原温泉の旅館が、明治の蔵を移して建てた醸造所で、温泉地の畑のぶどうをワインにしています。

  • 見学 予約制
  • 試飲あり
  • ショップ
  • カフェ・軽食

見学・予約

見学
予約制・有料の見学ツアー(1人2,500円、約90分、3種の試飲付き)
内容
ワイナリーのスタッフが案内する見学ツアー。3種のテイスティング付き
日時
11時、13時、15時の3回
8月〜11月は休止
所要時間
約90分
定員
15名まで(団体は事前に相談)
料金
1人2,500円
申し込み
このページのフォームから。Vino Storia がワイナリーに確かめて、2営業日以内にご連絡します(手数料なし)
見学を申し込む

営業案内

営業時間
ワインショップ 10時〜14時30分
カフェ 10時〜14時(ラストオーダー)
レストラン 11時30分〜13時30分(ラストオーダー)
試飲
醸造所2階のワインショップで、ワインサーバーから決まった量を試せる
ショップ
あり(醸造所2階のワインショップ。旅館の売店でも販売)
飲食
シードル&ワインとガレットの店「Cave à vin de Yunohara(カーヴ・ア・ヴァン・ド・ユノハラ)」(醸造所2階。信州産のそば粉のガレットとカフェ)

一般向けの見学ツアーは8月〜11月の醸造の時期は休みです(2026年10月27日時点で休止の期間中)。
追分屋旅館に泊まる人だけが参加できる短い醸造所見学(16時50分から20分ほど、500円、当日フロントで先着順)もありますが、これも8月〜11月は休みです。
試飲をするなら、運転しない人と一緒に行くか、バスを使ってください。 情報は2026年10月27日時点で公式サイトなどから確かめたものです。条件は変わるため、お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

アクセス

住所
長野県松本市里山辺1145
電車で
JR松本駅前の松本バスターミナル(3番のりば)から、路線バス「美ヶ原温泉線」(ぐるっとまつもとバス)
駐車場
あり(追分屋旅館の本館奥。35台、無料。旅館のアクセスの案内)

見学の申し込み

このフォームは予約の申し込みです。お申し込みを受けて、Vino Storia がドメーヌ・ド・ユノハラに空き状況を確かめ、2営業日以内にメールでご連絡します。そのご連絡をもって予約の確定となります。

お申し込みの手数料はかかりません。見学の料金がある場合は、ワイナリーの定める額を当日お支払いください。ご希望日は、今日から3日後以降の日をお選びください。

見学の日時: 11時、13時、15時の3回 8月〜11月は休止

定員: 15名まで(団体は事前に相談)

ワイナリーからの当日の連絡用

ワイナリーの話

ドメーヌ・ド・ユノハラとは?

ドメーヌ・ド・ユノハラ(Domaine de Yunohara)は、長野県松本市の美ヶ原温泉(うつくしがはらおんせん)にある温泉旅館「追分屋旅館(おいわけやりょかん)」が営むワイナリーです。2023年に、旅館の敷地の中に生まれました。ピノ・ノワールの畑がある里山辺(さとやまべ)の地区の名も、湯ノ原(ゆのはら)といいます。

醸造所の建物は、もとは蔵造りの製糸工場でした。明治時代の蔵を松本市の波田(はた)地区から運んで移し、醸造所として建て直したものです。見上げると、大きな棟木に墨で鮮やかに書かれた文字が残っていて、旅館のサイトは、当時の職人たちが自分の仕事の証しとして書き残したのだろうと説明しています。

醸造所の2階は、ワインとシードルを売る店と、そば粉のクレープ「ガレット」の店になっています。泊まらなくても、ワインを買い、ガレットを食べに立ち寄れます。


ぶどうの古い産地にある温泉地

美ヶ原温泉について、旅館のサイトは、奈良時代から1,300年あまり続く温泉で、古くは「束間(つかま)の湯」などと呼ばれてきたと紹介しています。

旅館のある山辺(やまべ)地区は、ぶどうの産地としても古い土地です。会社は山辺を「信州ぶどう栽培発祥の地」と呼び、江戸時代の中ごろからぶどうを育ててきたと書いています。ワイナリーを開いた理由も、そこにあります。

伝統的に高品質なぶどうが生産されているこの地なら、ワイン用のぶどうも必ず良いものができる

自社の畑は、美ヶ原温泉の中にあります。シャルドネ(Chardonnay)やピノ・ノワール(Pinot Noir)、メルロー(Merlot)、デラウェア(Delaware)など、15種類ほどのワイン用のぶどうを育て、自分たちで醸造しています。

白ワイン「アウローラ」の説明には、2025年の猛暑と、畑が温泉地にあることが重なって、8月の後半にソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)の糖度が23度を超えていた、と書かれています。糖度は、果汁に含まれる糖の量の目安です。

ぶどうのほかに、地元の農家から分けてもらったりんごで、りんごのお酒のシードルも造っています。


歩み

追分屋旅館は、信州の季節の食材を使った懐石風の料理を出す温泉旅館で、ラウンジにはコインで注ぐワインサーバーを置いています。

2023年、旅館の敷地にワイナリーが誕生します。会社が掲げるのは、食卓を彩り、食事に寄り添うワインです。郷土の和食に合わせるワインやシードルとはどんな味かを考えながら、海外で古くから続く造り手の基本のスタイルに学び、山辺のぶどうで「これからの日本ワインの可能性」を表したいとしています。目指すのは、この土地のぶどうを生かしたクラシックな造りのワインだといいます。

醸造所の2階の店「カーヴ・ア・ヴァン・ド・ユノハラ(Cave à vin de Yunohara)」では、信州産のそば粉と、松本産の卵を使ったガレットを出しています。卵、ハム、チーズをのせた定番の「コンプレット」のほか、季節の野菜のガレットもあります。ワインショップにはワインサーバーがあり、決まった量を試してから好きな1本を選べます。

旅館の夕食でも、このワイナリーのワインが中心に出されています。泊まった人だけが参加できる、20分ほどの醸造所見学もあります。


代表的なワイン

ピノ・ノワールは、湯ノ原地区の自社畑で育てたピノ・ノワールだけでつくり、オークの樽で熟成させた赤ワインです。赤い果実の軽やかな香りに、ほのかな野性味がアクセントになり、繊細でまっすぐな酸が心地よい、やさしい赤ワインと紹介されています。2025年のアルコール度数は11.5%です。

アウローラ(AURORA)は、自社畑のピノ・グリ(Pinot Gris)、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(Sémillon)を合わせた白ワインです。アウローラは、夜明けの女神の名前です。3つのぶどうを一緒に搾り、低温で、酸素に触れさせないように造っています。柑橘やハーブ、洋梨の香りがあり、あとに感じる渋みが酸を引き締めるとされています。まず冷やして飲み、少しずつ温度を上げて楽しむようにすすめています。

ほかにシャルドネの白ワインと「ファヴィラ(Favilla)」があります。シードルは、松本市産のふじを中心に4種類のりんごを合わせ、シャンパーニュと同じ造り方で泡を生んだ、ほんのり甘い「セミスイート」があります。会社は豚肉の料理に合わせるようすすめています。

調査時点(2026年10月27日)の公式オンラインショップの税込価格は、ピノ・ノワール(2025年、750ミリリットル)が4,280円、シャルドネ(2025年、同)が4,610円、ファヴィラ(2025年、同)が5,050円、シードル セミスイート(750ミリリットル)が2,380円でした。アウローラは売り切れで、表示は3,620円でした。

基本情報

創業
2023年(追分屋旅館の敷地にワイナリーが誕生した年)
代表的なワイン
ピノ・ノワール / アウローラ / シャルドネ
公式サイト
oiwakeya.com

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